みなさん、こんにちは。
フライハイワークスのコウです。
Steamにて好評発売中のSFアドベンチャーゲーム『The Captain』
開発者 Sysiac GamesのPeterさんとBennyさんへのインタビュー
今回は後編です!どうぞお楽しみください!
インタビュー(後編)
FHW
キャプテンは人情に厚く、家族愛にあふれた愛らしいキャラクターですが、なぜ若いヒーローではなく「中年の善人」を主人公に選んだのでしょうか?
日本では、中年のキャラクターがゲームの主人公になるのはかなり珍しいので、気になるところです。
Sysiac Games
まさにその通りです。
ちょっと頭髪が寂しい中年の紳士をゲームの主人公にするのは、あまり一般的ではありませんよね。
そうしたのは、私もチームメイトのBennyも、
主人公の年齢や髪型に共感できたからかもしれません。
FHW
開発期間 はどのくらいでしたか?
開発プロセスで最も困難だったこと、最も楽しかったことは何ですか?
Sysiac Games
このゲームは2015年末に制作を開始し、2021年に完成しました。
つまり約6年間の開発期間です。
チームは私とBennyの2人だけですが、我々を信じて資金調達に協力してくれたインディーズファンドの素晴らしい方々がいなければ、この作品は完成できなかったでしょう。
一番大変だったのは、たった2人でこのような大きなプロジェクトを完成させることだったかもしれませんね。
でも、その過程で笑えたこともたくさんありましたし、楽しかったです。
FHW
プレイヤーの選択によっては、物語の結末がかなり衝撃的なものになります。そのため、より成熟したプレイヤー向けのゲームになっていると思います。最初からこのような複雑なストーリー展開にしようと決めていたのでしょうか?
Sysiac Games
ええ。もともと、より年齢層の高いユーザーに向けてストーリーを展開するゲームを作ることが目標でした。
また、プレイヤーに行き先や解決方法を選択させることで、ゲームの構成が複雑になることは分かっていました。
モラルのジレンマに直面させるという場面もあり、恐ろしいエンディングも書かなければなりませんでしたね。
FHW
多言語対応することで、より多くのプレイヤーが世界中でゲームを楽しんでいます。国によって反響に違いはありますか?
Sysiac Games
特にありませんね。欧州、米国、アジアでなど、多くの方のゲーム配信を拝見しましたが、特に違いを感じたことはありませんでした。
バッドエンドになるのが嫌でリロードする人もいれば、流れに身を任せて楽しむ人もいますね。
FHW
各惑星、宇宙船、宇宙人のディテールの細かさには驚かされます。設定はどのように進めたのでしょうか?
Sysiac Games
私たちの場合、まず地球がどうあるべきかと考え、その上で他の惑星などの環境を考えます。考えすぎた部分もあったかもしれません。ゲームにとっては重要でないものでも、世界が意味をなすためには必要なものだったりしますから。
だから、本作の宇宙ステーションや惑星には、ゲームでは触れないようなバックストーリーがあったりもするんですよ。
それぞれの舞台にはバックストーリーもあるそうです。
FHW 音楽はどのように作られたのでしょうか?
Sysiac Games
このプロジェクトは私とBennyだけで進めたのですが、作曲する能力はありませんでした。
ですが、自分たちが何を望んでいるのかはわかっていたので、オンラインで作曲家から音楽を購入しました。
FHW
今回はありがとうございました!ぜひ、プレイヤーへのメッセージをお願いします。
Sysiac Games
私たちが楽しんで作ったのと同じように、みなさんにもこのゲームを楽しんでもらえたらと思います。
あとがき
今回はここまで!
『The Captain』開発者さんに色々聞いてみましたがいかがでしたでしょうか?
そんな「The Captain」ですが、STEAMストアページはこちら!
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