みなさん、こんにちは。
フライハイワークスのコウです。
Steamにて好評発売中のSFアドベンチャーゲーム『The Captain』
今回、開発者 Sysiac GamesのPeterさんとBennyさんにインタビューすることができました。
製作中の裏話など、どうぞお楽しみください!
インタビュー(前編)
FHW 「The Captain」は宇宙を舞台にしたゲームですが、宇宙を舞台にしようと思ったきっかけは何ですか?
Sysiac Games
私たちはもともとSF全般の大ファンで、特にスタートレックの大ファンでした。
宇宙は何もないキャンバスで、何でも起こりうるので。
FHW
本作は「ポイント&クリックADV」で、作中に仕組まれた様々なさまざまなパズルが楽しいですね。どなたが考えたのですか?
Sysiac Games
共同作業で作りました。
基本的にはまずストーリーを書いて、それをもとにパズルをデザインしていきます。
非論理的だったりご都合主義な問題解決のしかたは避けたかったんです。
私たち開発者が思いついたことをなぞるのではなく、それぞれの状況にどう処理すべきかをプレイヤーに考えてもらうのが目的でした。
FHW
クルー同士の会話は、かなりユーモアがありますね。キャラクター作りはどのように進められたのでしょうか?また、脚本で苦労された点などがあればお聞かせください。
Sysiac Games
本作のようなテンポのゲームでは、軽いトーンの会話が好まれると思いますし、ユーモアがあることで自然な形で会話が進みますので、そのようにしました。
一番苦労したのは、6年という長い開発期間でしたので、キャプテンの性格が当初想定したものから変わってしまったことでしょうか。
主人公のリアクションや発言内容はプレイヤーが選べるので、1つの性格に決めてしまうのは難しかったですね。
FHW
瞑想や精神世界をゲームの舞台にするというのは、ユニークなアイデアですね。この要素を入れたのには何か理由があるのでしょうか?
Sysiac Games
何か他と違うことをやってみたかったんです。
何もキャラクターに命令せず、ただ長時間観察させるというコンセプトは、集中力を高め、探求する楽しさがありました。この部分は好きな人もいれば気に入らない人もいるだろうなとは思いました。
FHW
ちなみに、スターウォーズやスタートレック等の他のSF作品からの要素(ネタ)がありますか?小ネタがあればぜひ。
Sysiac Games
いろいろなSFの物語から多くの引用をしています。『銀河ヒッチハイク・ガイド』の「数字の42」、『エイリアン』の「エクソスケルトン」、『スタートレック』の「ユニフォーム」、その他にもたくさんあります。
全部は覚えてませんが、もし皆さんが気づかなくても問題ありません。
このジャンルへの愛情表現ですから。
あとがき
今回はここまで!
『The Captain』開発者さんに色々聞いてみましたがいかがでしたでしょうか?
そんな「The Captain」ですが、STEAMストアページはこちら!
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